登山靴の選ぶ際の、普通の靴を買う時との違いを解説します。

僕たちは靴の履き方を習っていないので、正しく靴を履けてる人が殆ど居ないのが現状です。
先ずは、『靴の正しい履き方』を覚えましょう。

靴はかかとで履きます。
靴に足を入れたら、かかとでトントンとしてかかとを靴の一番後ろに納めます。
そして靴ひもを結びかかとを固定します。

この履き方を覚えてから登山靴を買いに行きましょう。

一般的な登山靴はこんな感じ。
厚い靴底で足裏を守ってくれます。
又、足首まで覆っている部分が足首を守ってくれます。

写真の靴は革で出来ているので、サイドや甲は使っているうちに足の形になじんで来ます。
注意しなければならないのは、つま先の部分です。前後方向には伸びないので、前後のサイズを間違えないようにしましょう。

下りではつま先方向に足がずれてつま先が靴の中で当たります。ずっとあたり続けていると指を痛めてしまいます。最悪の場合歩けなくなってしまいます。

この点が普通の靴と登山靴の一番の違いなので、試し履きでは、①足の指が自由に動かせるかどうか、②階段を下った際に足の先が靴の先に当たらないこと、に注意してサイズを選ぶと良いでしょう。

革以外の素材の靴は形が変わりませんので、足が靴に合うかどうかが一番のポイントです。
形の合わない靴を履いて登山することほど苦痛なことはありません。色々と履き比べて自分の足にピッタリ合う登山靴を探しましょう。
この靴は日帰り登山の際に利用しています。靴底は厚くて硬いビブラムです。

最初の2つの種類の登山靴の靴底。
イタリアの靴底メーカ-『ビブラム』製。
荷物が重い登山の時は、この厚い靴底が足裏を守ってくれます。また、すり減った来たら張替出来ます。
近ハマっているのが、これ。トレイルランニング用の靴です。
靴底はグニャグニャ柔らかく、石や根っこなどの凸凹に吸い付いてくれるのですごく安定しています。
素材がメッシュなので朝露や水たまりでは濡れますが、晴れていればすぐに乾きます。
山梨に居ると雨の日には登山に行かないので、真冬以外はこれで良いかなと思っています。
因みに僕は山では走りません。
トレイルランニング用の靴の靴底。
突起は指で押せば凹むくらい柔らかいです。
『トレランの人は何故ねん挫しないのか?』を解明したくてトレラン用の靴を買いましたが、この柔らかな靴底がビタっと地面に貼りつくので超安定していてねん挫しないのだと気づきました。
あまりの快適さに、僕はもう登山靴に戻れません。
雨の後にあるくと靴の中まで泥まみれになります。ウールの靴下を履いていれば冷たくなりにくいので、やや不快ですが、その不快さを割り引いても歩きやすさを優先しています。
それぞれがご自分の判断で利用してみて下さい。
こんな感じで岩や根っこに貼りつきます。
又、靴底が柔らかいので靴底が曲がるので、一歩が大きくなるので走らなくてもコースタイムの短縮が可能です。騙されたと思って一度試してみて下さい。

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